温泉に行こう!-後編 「──────卓球?」 一騒動の後、唐突にアーチャーが卓球しようぜ、と宣言しやがった。 「うむ、温泉に入った。コーヒー牛乳を飲んだ。次は卓球しかあるまい」 流麗に浴衣を着こなし、髪をかきあげながらアーチャーが言う。 温泉に卓球。 …………うん、まあ、間違っちゃいないんだろうけど。 「なんだ、その顔は」 「別に。どうせ言っても聞かないだろ。好きにすればいい」 なんだかな。 こうも俗物的な英霊も珍しいんじゃなかろうか。 「────ふっ、ならば貴様に言わせて見せよう。 卓球をして良かった、とな」 既に勝ち誇った笑みを浮かべ、アーチャーは仲間を集いに向かった。 ふん、絶対に言ってやるもんか。 温泉に行こう!-後編/Conflict of Reason and Instinct II
/1 「うむ、揃ったな。ではチーム分けだが…………」 集められた冬木市一行。 その内訳は、温泉にいたさっきの面々+烏の行水を終えビールを飲んでいた藤ねえ、温泉に入らなかったカレン、ラブラブしてたキャスター夫妻だ。 アーチャーが音頭を取り、進行していく。 「チーム分けは揉めるといかんので勝手に決めさせて貰った。 なるべく公平になるようにしてある筈だ」 どこから持ってきたのか、ホワイトボード上に書かれたチーム分け。 どれどれ…………俺は誰とだ? 「お、セイバーとか」 俺の横にセイバーの名前があった。 これは幸先がいい。負けず嫌いで最優のサーヴァントの名を欲しいままにする彼女、そしてあの戦いを共に駆け抜けたセイバーと一緒なら勝ち進むこともそう難しくないだろう。 「シロウ、よろしくお願いします」 「ああ、こっちこそよろしくな、セイバー」 微笑み一つ、もう一度ホワイトボードに視線を移し、他のチーム編成を確認する。 遠坂&アーチャー 桜&ライダー イリヤ&バーサーカー 葛木&キャスター バゼット&ランサー カレン&ギルガメッシュ 藤ねえ&アサシン と、なっていた。 なるほど、ほとんどが聖杯戦争のチームってわけか。小次郎だけ藤ねえと組んでるがあの虎はどういう行動に出るか予測不可能なのだが、誰とでもすぐ仲良くなるのでチームワークは問題なさそうだ。 個人的に見て強そうなのは…………やっぱり遠坂チームと安定した強さを誇りそうなバゼットチームか。 「セイバーはどう見る?」 隣でホワイトボードを凝視していたセイバーに問う。 「私もやはり凛とアーチャーのチームが要注意かと。 ところで士郎」 「ん、何?」 「タッキュウとは、何ですか?」 …………そりゃそうだよな。聖杯がそんな知識くれてたらヤだし。 /2 卓球とそのルールを知らないサーヴァント連中にある程度の知識を与えること数分。 身体能力は飛び抜けたヤツらばっかりだから、すぐに慣れるだろう。 「ところでアーチャー?」 「なにかね、凛」 赤い主従が言葉を交わす。 「優勝賞品とか、あるの?」 太陽もかくやという笑顔でアーチャーを見つめる少女。 なあ、遠坂。 純粋にゲームを楽しむって心はないのか? ないんだろうなぁ。 「その点は心配ない。叶う範囲の願いであれば、叶えて見せよう。 ──────ギルガメッシュが」 「ハ、ほざくな、贋作者。 このような戯れに参加してやっているだけでも有り難いと思え。 何故そこに更に我が賞品を提供しなければならんのだ」 「ふっ、忘れたか、ギルガメッシュ」 「何?」 「勝ち残れば、君の望みも叶うのだぞ?」 「む、むむ? それはつまり─────」 何やらアイコンタクトで連絡を取り合うアーチャー's。 それも終わったのか、固い握手を交し合うアーチャーとギルガメッシュ。 なんだ、あれ。 「とりあえず、セイバー。 何か嫌な予感がするから、ギルガメッシュだけには勝とう」 「ええ、そうですね」 決意を一つ。 だがトーナメント制らしいので当たらずに終わる可能性も否定できないな。 「では始めるとしよう。最初の組み合わせは────……」 /3 <Battle 1 衛宮士郎&セイバーvs藤村大河&アサシン> 「まずは藤ねえ達か…………」 「行くわよアサシンさん! 士郎とセイバーちゃんなんかに負けないんだから!」 「心得た。やるからには全力を尽くそう」 いつでもハイテンションな藤ねえとそれに賛同しているアサシン。 さて、どんな戦い方をしてくるのか。 「行くぞっ!」 ラケットとボールが弾け、一直線に打ち出される。 それは藤ねえの方向へと飛んでいき、 「おーーーーーーーーーーりゃーーーーーーーーーーーー!」 野生の虎の咆哮と共にこちらのエリアへと帰ってくる。 それをセイバーが打ち返し、 「手抜きはせん。喰らえ────────」 え? ちょ、何呟いてんの、このお地蔵さん! 「────────燕返し」 「えええええええええええええええええええ!?」 アサシンのラケットが視認出来ない速さで走る。 それは次元を超越し、ただの一閃が、世界の理をも超越する────! 撃ち出された一撃は三つの弧を描きながら俺達のエリアへと迫り来る。 辛うじて視認できたその円を走る物体。ボールが、ボールが三つだと!? カコンッ! と良い音を響かせ、先制点を奪われてしまった。 「すごーい、アサシンさん! なんだかボールが三つに見えたわよ!」 「なっ──── 戦慄くセイバーさん。 そりゃそうだよなぁ……剣だけでもスゲェのに、このお侍さんたらラケットで宝具の域に達しちゃったんだもん。 「ふむ、この身はこの芸しか出来んのでな」 いやいや、それだけ出来れば充分すごいっすよ。流石は技術だけで英霊と渡り合えるお人ですね。 だが負けず嫌いのセイバーはそれだけで収まるワケがなく。 「────わかりました、アサシン。 私は貴方を甘く見すぎていたようだ。もしここが戦場であれば私は既に死んでいた。 だがここは戦場ではない。 次があるというのなら、ならば私も全力を尽くすとしよう────!」 変なトコロのスイッチが入っちゃったセイバーさん。とりあえず、エクスカリバーだけは止めてくれな。 続く戦いからはラリーの応酬。 一発でラケットとボールを使いこなしたアサシンはやはり驚異的だ。セイバーでさえその扱いに戸惑いながらも徐々にそのラケットとボールの扱いに慣れていっているというのに。 だがやはりアサシンの秘剣、燕返しは返せない。軌道が見えてもボールが三つに見えるのだ。どれが本物か、もしかしたら全部本物かもしれない。どうしてもその秘剣でポイントを奪われてしまう。 そうして、遂に相手チームのマッチポイント。 「くっ…………マズイな」 マッチポイント。 これはマズイ。また燕返しを使われては、返す手段が存在しない。 「覚悟しなさい、士郎! お姉ちゃんチームは負けないんだから!」 ポイント取ってんのはほとんど小次郎だけどな。 「どうする、セイバー……!」 いつの間にか俺自身もその戦いに身をやつし、真剣な面持ちとなっていた。 「大丈夫です、シロウ。私に秘策があります」 小声ながらも自信に満ちた声を伝えてくるセイバー。 まさか、………あの秘剣を返す手段を思いついたのか? 繰り出される野生の咆哮とボール。それを幾度となく打ち返し続ける。 だが──── 「ふっ、これで決めて見せよう」 ────来る! ラケットを斜に構え、必殺の一撃を放たんとするアサシン。 だが俺ではあの技を返せない。 ここはセイバーを、パートナーを信じるしかない………! 「────燕返し!」 撃ち出された弧を描く三閃。そしてその上を走る三つのボール。 だが、だがその一糸乱れぬ筈の軌道が、セイバーの意思により変化する! 「な──────っ」 驚愕は俺の声。避けれぬ、取れぬ筈のアサシンの一撃。だがそれは、セイバーに引き寄せられるように一点に集結する。 こ、これは、まさか! 「はっ─────!」 一点に集わされたボールが、セイバーの音速の一撃を以って撃ち放たれる。 必殺の筈の一撃を放ったアサシンはその反動で硬直し、藤ねえでは取りきれる軌道ではない。 カンッ! 弾けたボールは遥か遠く。 だがしっかりと。返せぬ一撃を返した音を響かせた。 「す、すごいな、セイバー! 何をしたんだ!?」 「なんてことはありません。ただ軌道を変えただけです」 事も無げに言ってのけるセイバー。 だが褒められたことが嬉しいのか、えへん、と胸を張る。 「…………我が秘剣を返すとは。さすがは最優の騎士だけはある」 必殺の一撃を返されたにも関わらず、落ち着き払ったアサシンの声。 「だが、二度通じるか」 まだ相手のマッチポイント。 そう、あれが偶然だったのなら、俺達の敗北は確定だ。 だが開幕より始まるのはセイバー劇場。 相手がボールをどんな方向へ撃とうと、全てセイバーの元へと帰ってくる。 間違いない。 これは、────セイバーゾーン! それはさながら、王の元へと帰還する兵士のように! これの前では燕返しなど児戯に等しい。 いかに無数の軌道から撃ち放とうとセイバーがそこに在る限り、ボールは必ずセイバーの元へと還る。まさに天衣無縫。ただ在るだけで勝利を掴む最強の証。 …………だが。 ────ピピピピピピピピピッ! 鳴り響くアーチャーのホイッスル。 「セイバー、君の負けだ」 無情に宣告するアーチャー。 「なっ、何故です、アーチャー! 私はちゃんと相手のエリアに打ち返した筈だ!」 ああ、それはもっとも。だがそれとは関係ないんだ、セイバー。 セイバーの肩にぽん、と手を置き、 「セイバー、卓球のダブルスはな、交互に打たなきゃいけないんだ」 セイバーゾーンは見事なものだった。だがそこはセイバーの一人舞台。俺がボールに触れずにセイバー一人で打ち返してたから、相手のポイントというわけだ。 それに愕然とし、膝を落とすセイバー。 Battle 1 勝者、藤村大河&アサシン /4 「くっ…………申し訳ありません、シロウ。 私のせいで」 心底悔しそうに唇を噛むセイバー。本当に、負けず嫌いだな。 「気にする事ないよ、セイバー。 どうせセイバーでなきゃ燕返しを打ち返せなかったんだ」 小次郎が俺が返すべき時に燕返しを放てばそれだけで終わり。 まったく、とんでもねぇな、あの侍は。 「それよりさ、他の戦いも見てみよう。 そんで全部終わったら、なんか食べに行こう」 「──────っはい!」 ああ、やっぱりセイバーは笑ってるほうがいい。 <Battle 2 遠坂凛&アーチャーvsイリヤ&バーサーカー> 「ほう、凛とイリヤスフィールの戦いですか。これは興味深い」 セイバーの言うとおり。時には手を組み、時には敵対しているこの二人がどういった戦いを見せてくれるのか、ちょっと期待だ。 「おにーちゃーん、勝つから見ててねー!」 元気にこちらを向いて手を振る白き少女。 対する赤いあくまはそれが気に入らないのか、 「アーチャー! 絶対勝つわよ!」 「うむ。凛、私と君が組んでいるのだ、それで負ける筈がない」 勝ち誇った笑み。それは負ける筈がないと確信しているからこそ出てくる言葉。 確かに攻守のバランス、パートナーのレベルを考慮すれば遠坂かバゼットのチームは最高だろう。 そして始まる人の領域を超えた戦い。 理性など存在しない筈なのに、イリヤに勝利を与えるというただ一点でのみバーサーカーを突き動かす本能。そしてそこから繰り出させる恐るべき音速の攻撃。 それに対抗するは全てを模倣、複製する赤き弓兵。その巧みな戦術眼をもってラケットの僅かな傾き、ボールの回転、腕の振りから軌道を予測し、また自分達に有利になるようなポイントを突いてボールを打ち放つ。 そのパートナーたるマスター達もその戦いを援護するように所狭しと動き回る。 両者譲らぬ猛攻。 俺達の戦いのような反則的な技こそ登場しないものの、全てが人を超えた壮絶な戦い。 たかが卓球で何ムキになってんだ、というお言葉はノーサンキュー。これを見たらたかが卓球とは二度と言えまい。 「っ────はぁ、はぁ、はぁ、やるじゃない、イリヤ!」 「そっちこそ。年増のくせに中々動けるじゃない」 「だっ、誰が年増ですってぇーーーーーーー!?」 俄然気合?の入った遠坂。流石はイリヤだな、遠坂相手にあんなセリフを言うなんて。俺じゃ恐くて言えないぞ。 猛攻に次ぐ猛攻。苛烈な戦い、両者相譲らぬ戦いの末、イリヤチームのマッチポイント。 「くっ────まさか私達がここまで苦戦するなんて……。 流石はアインツベルン、流石はバーサーカーという他にないわね」 「ふふーん、バーサーカー! 次で決めるわよ!」 「■■■■■■■■■■■■──────!」 大気を揺るがす大英雄の咆哮。 それと共に撃ち出される弾丸と化したピンポン玉。そこには何の技もない。ただ力のみが存在する神速の一撃。 「ふ、侮るな、大英雄! そのような一撃、既に見切っている!」 力のバーサーカーに対する技のアーチャー。 巧みな回転を以って、その眼球の限界に迫る一撃を弾き返す。 続くラリーの応酬。だが、甘い。 バーサーカーはただイリヤを勝者とする為にのみ存在する。決して温泉での恥を雪ぐ為などではなく! ただ、この手に勝利を掴む為に! 本能が、理性を凌駕する──────! 「■■■■■■■■■■■■──────!」 「な、何だとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 勝利を告げる咆哮と共に撃ち出されたのはギリシャの大英雄、ヘラクレスが最も信頼し最大の威力を持つ宝具。 ────“ バーサーカーの身では使えぬ筈の宝具を、ただ一時だけ、神代よりこの現代に再現する! アサシンの燕返しを上回る九つの軌道。一瞬にして成る不可避の一撃。 まったくの無警戒でその一撃を受けたアーチャーと遠坂は一歩も動けず、 「ふっ…………まさか、ここでその宝具を呼び寄せるとは。 流石は大英雄、見事だ」 無情な音を響かせ、雪の少女と黒き大英雄に勝利を告げた。 Balttle 2 勝者、イリヤ&バーサーカー /5 「仕方あるまい、凛。 あの大英雄がここまでやるとは私も予想外だったのだ」 やるからには勝つをモットーとする、負けず嫌いの遠坂を嗜めるアーチャー。 俺から見ても二人は良く戦ったと思う。 バーサーカーの切り札が無ければどう転ぶかまったく解らない勝負に思えた。 だがそれでも、どうしても解せない点があるのだが。 「別にいいわよ。気持ちの良い汗もかけたし。 セイバー、もう一度お風呂いかない?」 「私は構いませんが」 連れ立っていく少女二人。 それを見送り、同じくそれを見送った赤い騎士に問いかける。 「おい、アーチャー」 「なんだ」 「おまえ、手抜いてただろ」 それにピクリと眉を動かすアーチャー。 コノヤロウ、やっぱりか。 「そこに気づくとは多少は成長したようだな、衛宮士郎。 凛さえも気づかなかったというのに」 俺がもし遠坂の位置にいれば気づかなかっただろう。客観的に見れたからこそ、コイツが俺と存在を同じくする者だからこそ気づけた些細な手抜き。 「なんでそんなことしたんだ」 開始前に宣言した勝利の言葉。あれさえも嘘だと言うのか。 「何、その前に貴様に宣言しただろう。 卓球をして良かったと言わせてやる、とな」 ああ、そういえばそんな事言ってたっけ。 だけどそれが手抜きと一体何の関係があるんだ? 「次の試合を見れば全てが理解できよう。 貴様も、衛宮士郎ならな」 <Balttle 3 間桐桜&ライダーvsバゼット&ランサー> 「えっと、よろしくお願いします」 ぺこり、とお辞儀をする桜。 「ええ、桜さん。 こちらこそよろしくお願いします」 律儀にお辞儀を返すバゼット。 「あー………女とやるのはあんまり好きじゃねぇんだが……」 「戦いに女も男もないでしょう、ランサー」 気だるそうなランサーとやる気があるのかないのか良くわからないライダー。 この組み合わせに一体何があるっていうんだ? 俺のそんな疑問を知る由もなく、両者の戦いは幕を開ける。 …………その内容はと言えば、今のところ可もなく不可もないといったところだ。俺達のような異能全開でもなければ力と技の応酬でもない。どちらも様子見、あるいは準備段階だろうか。 それを観戦しながら隣で笑みを浮かべるアーチャーを横目に見る。 「おい。で、一体これが何だってんだ」 「焦るな。じき戦いは苛烈さを増す。 その時こそが、我等にとっての真なる歓喜の刻だ」 それから数刻。 確かに徐々に動きが大きくなっていき、戦いは佳境へと向かいだした。 だが、こ、これは─────! 「見えたか、衛宮士郎。 知るがいい。この世には、 そう、動きは激しさを増し、着崩れ、揺れる。 ここは温泉旅館。もちろん着ているものといえば浴衣に他ならない。 帯で締められているとはいえ、動きが激しければ徐々にそれは崩れていく。 それが浴衣をはだけさせ、揺れ、普段は見えない部分を見せつける。 こ、こんな莫迦な──────! 「そうだ、衛宮士郎。 卓球といっても温泉で卓球をすることに意味がある。 薄い浴衣で過度に動けば着崩れるのは道理。 そして何より、彼女らには凛やセイバーにないものがある」 そうだ。実際さっきまでセイバーと共に戦い、遠坂の戦いを見ていたのだ。だが視線は動かず、ただその戦いへと向けられていた。 だが今は違う。視線はただ一点へと向かう。 ────カンッ! たゆん。 ────カカンッ! たゆんたゆん。 ────カコーンッ! たゆんたゆんたゆん。 語るまでもないだろう。 その一点を俺とアーチャーは、心行くまで見続けていた。 「────アーチャー」 「なにかね?」 その男の笑みは、まさに勝利を確信した笑みだった。 だが構わない。 この思いは、伝えなければならない思いだから。 「俺…………俺、卓球して良かったよ」 心の底から湧き上がる歓喜。 ああ、今この時だけは、この男に感謝してやってもい──── 「へえ──────そんなに桜の胸が良かったのかしら?」 歓喜は一瞬にして絶望に塗り変えられ、勝利は敗北に取って換えられる。 まさに一瞬の楽園。 だがそこに、悔いなど無いと、嘘偽りの無い心を伝えたい。 後書きと解説 オチが一緒じゃねぇか! という突っ込みは…………はい、謹んで受けましょう。 ていうかね、何してんだろうね、この人たち。 最初は宴会して皆が酔ってる隙にカレンが士郎を拉致って混浴に連れ込む話の筈だったのに。 で、前半部分は……あれです、言うなれば花札の卓球ver.ってカンジで。 卓球のルールはうろ覚え&ちょいと調べたくらいなんで間違ってたらゴメンなさい。 本当は全員分のバトル書きたかったんですが、それだとスゲー長くなりそうだったんで割愛。 後半は…………何も言うまい。 エロなんて無理です、偉い人にはそれがわからんのですよ。 web拍手・感想などあればコチラからお願いします back |