温泉に行こう!-前編









 ────カランカラーン、カランカラーン

 鳴り響く当選の鐘。
 驚愕と共にじっと見つめる転がり出てきた金色の玉。

「…………うそぉ」

 もちろん俺がその玉を引き当てたワケではない。

「? どうしたのですか、シロウ?」

 そう。彼女、買い物について来てくれていたセイバーが、何の気もなしに引いた福引きによって。この黄金の玉、一等を引き当てたのだ。







温泉に行こう!-前編/Conflict of Reason and Instinct I




/1


「ふーん、温泉旅行、ね。しかもペア」

「すごいですね、セイバーさん」

「幸運の値が高いだけのことはありますが……」

 あっという間にセイバーが福引きで一等を当てた事が衛宮邸に住まう皆々に知れ渡り、居間にこうしていつもの面々が揃っている。

「で、どうするの?」

 ひらひらさせていた券をテーブルに置き、遠坂が俺を見る。

「どうするって……何が?」

「誰と行くのかって訊いてんのよ」

 少し怒気の篭もった声で問い詰められる。
 だがそれを俺に訊くのは筋違いだろう。

「なんで俺に訊くんだ?
 これを引き当てたのはセイバーなんだから、セイバーが決めることだろ」

 言って横に座っている彼女を見る。

「私……ですか?」

「そ。セイバーがそれを引いたんだから、セイバーに決める権利がある」

「ですが私はあのレバーを回しただけです。
 それに私はシロウのサーヴァントだ。決定権はマスターにある」

 いや、今ここでマスターとかサーヴァントとかは関係ないと思うんだけど。

「だけどセイバーが引いたから当たったと思うんだ。
 俺じゃきっと当たらなかったよ。
 だからセイバーが誰と行きたいか決めてくれ」

 あくまでセイバーが回した結果あの玉を引き当てたのだ。ならいくら出所が俺であろうと当てたのはセイバーだからセイバーが決めるべきだと思う。
 …………俺に決定権が来ると酷い選択を強いられそうな気がするとか、その後を危惧したとか、そんな他意はない。ないったらない。

 俺の言葉に僅かに逡巡した後、

「ではシロウと。
 私はこういう形でしかシロウに日々の恩を返すことができません。
 ですからこれはシロウと共に」

 なんて嬉しいことを言ってくれる。
 でもな、セイバー。俺はセイバー達とこうして過ごしてる毎日が楽しいし、充実してると思ってる。だからそこに恩なんて感じる必要はないんだ。

 だが待った。

「あー…………藤ねえがなんていうか」

「ダメに決まってるでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 突如響く猛獣の咆哮。
 それと共にドタタタタタタと地を鳴らし行進してきた野生の虎、否、藤ねえ。

「……聞いてたのか」

 てか何処に潜んでたんだ、タイガーよ。

「あったりまえじゃないっ!
 こんなどこぞのハーレムルートみたいな家の主人になっちゃった士郎が暴君の限りを尽くし、セイバーちゃん達がこれ以上その毒牙にかかるのを姉として見過ごすワケにはいかんのだーっ!」

 何言ってんのかイマイチわからないが、とりあえず拒否られてるのは確かなようだ。

「えーっと、つまりセイバーと温泉に行くのはダメってことか?」

「ダメよダメ!
 士郎はまだ高校生なのよ!? それにセイバーちゃんなんて見た目【自主規制】歳じゃない! そんな二人を温泉なんかに行かせるワケにはいきません!
 お姉ちゃんとして! 教師として! 士郎の保護者として!」

 ぐぁーっと捲くし立てる藤ねえ。
 うーん……まあ、そうだよな。俺が藤ねえの立場でも止めるだろうし。

「仕方ないな。セイバー、この券は────」

「────大丈夫ですよ、藤村先生」

 俺の言葉を遮ったのは凛とした声。

「へ? どゆこと、遠坂さん?」

 きょとんとする藤ねえの元へと遠坂が歩み寄り、耳元で何やらごにょごにょと話している。
 それに、

「……ほうほう……え、本当に? …………うーん、でも……乗った!」

 相槌のようなモノを打っていた藤ねえが突然立ち上がり、

「いいでしょう、士郎、セイバーちゃん。
 お姉ちゃんが許可します、存分に愉しむといいわ」

 高らかにそう宣言した。

「え、マジで?」

 断固拒否を貫いていた藤ねえが遠坂の耳打ちで一転、賛成派に回ってしまった。

「マジもマジ。
 お姉ちゃんが許可したんだから、二人でいってらっしゃい」

「ま、そういうワケだから。
 桜とライダーもちょっとこっち来てくれる? 話があるから」

 らんらん、とスキップをして居間を後にした藤ねえに続くように遠坂達も出て行った。
 アイツ、藤ねえに何言ったんだ?

「ま、何にしてもこれでこの券を無駄にせずに済んだな。
 藤ねえの許可も出たことだし、行くか」

「はい、シロウ」





/2


 ──────そうして週末。

 電車に揺られ、バスに揺られ。
 辿り着きたるは山の奥まった場所に存在する古ぼけた旅館だった。

「へえ、やっぱりこういうのって雰囲気が出てるよな」

「ほう、ここに温泉があるのですか」

 パンフレットのような観光案内と目の前の温泉旅館を交互に見ながらセイバーはこくこくと頷いている。

「よし、じゃ、行くか」

 その旅館へと入り、色々な手続きを終え、部屋へと通される。

「────へえ」
「これは………」

 部屋から一望できる景色は絶景だった。
 夏も過ぎ、緑の葉が色づく頃。
 そんな丁度良い時期に訪れられた幸運か、山は紅葉により朱に染まっていた。

 その後は部屋を訪れた仲居さんに色んな説明を受けた。
 …………去り際に営業スマイルとは違う笑みが見えたのは気のせいだろう。

 用意されていた浴衣に着替え、ゆったりとした時間を過ごす。
 家じゃこんなに落ち着いて茶を飲むことなんて夜の僅かな時間くらいしかないもんな。
 せっかく旅行に来たんだから羽を伸ばすくらいはいいだろう。

 そんな穏やかな時の中、ふと、窓際の椅子に座っているセイバーに目を移す。

「──────」

 外を眺めるセイバー。
 陽の灯りか、紅葉の色彩か、セイバーを僅かに染める柔らかな赤い光。

 それを眺めて、漸く気づいた。
 …………セイバーと、二人っきり……しかも同じ部屋。

「──────っっ!」

 あああああ、バカか俺は。今頃そんなことに気づくなんて!
 そうと気づかなければ普段どおりに振舞えたかもしれないのに、意識してしまうと顔が真っ赤になる。

「どうしたのですか、シロウ?」

 身悶える俺を不思議そうに眺めるセイバー。
 そして、俺の元へと近づいて来て、

「顔が赤いようですが、…………熱はないようですね」

「ぃ──────!?」

 額に触れるセイバーの掌。

「そ、そうだ、セイバー! 温泉に行こう!」

 間近にあったセイバーを引き剥がすように肩を抱き、捲くし立てるように言葉を紡ぐ。

「……?、構いませんが……シロウは大丈夫なのですか?」

「だ、だだだだ、大丈夫さー、俺の体は剣だからな。
 さ、行こう、行こう」





/3


 二人だけの空間から脱出し、大浴場へと向かう。

 あー、危なかった。
 あのまま一緒にいたら俺の気が変になるところだった。
 風呂で頭を冷やそう。

「ん、じゃ俺はこっちだから」

「はい、ではシロウ。また」

 もちろん浴場は男女別だ。
 さっさと衣服を脱ぎ払い、浴場へ。

「…………あれ? 誰もいないな」

 この季節の旅館っていったら人に溢れてそうなものなのに。
 そういえば、ここに入ってから他の客に会ってない?

「…………ま、関係ないか」

 体を軽く洗い流し、いざ、露天風呂へ。
 やっぱりこういう旅館の醍醐味といえば露天風呂だよな。

 室内にある様々な効能の書かれた風呂を全て通りすぎ、外へと繋がる戸の前に立つ。
 ガラガラ、と戸を開き、まず最初に目に入ったのは色鮮やかな山々の風景や立ち昇る湯気なのではなく。

「何してんだおまえラァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 眼前の露天風呂に思い思いに浸かっている頭髪が煌びやかなヤロウども。

「ふっ、ようやく来たか、衛宮士郎」

 露天風呂の縁に腰掛け足湯のように入っているアーチャー。

「おー、坊主。先に入ってるぜー」

 こちらは普通に入り、頭の上にタオルを乗せているランサー。

「ふむ、風情があっていいものだな」

 あの長い髪を無理矢理纏めた感じのアサシンが山を眺めながら言葉を漏らす。

「■■■■■■──────!」

 露天風呂の四分の一を一人で占める黒の巨人、バーサーカー。

「遅いぞ、雑種。我を待たせるとは何事か」

 風呂の中央に陣取り、この露天風呂は我を中心に回っていると言わんばかりのギルガメッシュ。

「…………………………」

 意味がわからん。
 何故男性サーヴァント揃い踏みなんだ。

「その顔は何もわかってないようだな。英雄王、説明してやってはどうだ」

「む、我がか? ふむ…………仕方あるまい、聞くがいい雑種。
 この旅館は! 我が買い取ったのだ!」

「………………ああ、そう」

「なんだその反応は。
 ここはもっと驚くところであろう」

 いや、だってこんな現状を見せられれば流石の俺も気づくぞ。
 なるほど、道理で他の客がいないわけだ。

「あー…………つまり遠坂が耳打ちしてたのは」

 アイツが何を吹き込んでギルガメッシュにここを買い取らせたのかはわからないが、藤ねえが許可したのもその辺りにあるのだろう。

「ふっ、当たり前だ。
 貴様如きがセイバーと二人きりで旅行など十年早い」

「ああ、はいはい。そうですね」

 もうどうでも良くなったので、聞き流して露天風呂に入ることにした。
 うむ、露天風呂に罪はない。

「で、アーチャー。
 おまえらが来てるってことは遠坂達も来てるんだろ?」

 頭の上にタオルを乗せ、色黒のくせに日本人バリバリに風呂に浸かっているアーチャーに問う。

「無論だ。
 発案は凛、出資はギルガメッシュのちょっとした慰安旅行だ。
 耳を澄ませば、聞こえてくるだろう?」

 言われたとおり耳に意識を集中する。

『桜………あんた、また………………』

『なんですか、姉さん?』

『リン、それ以上眺めててもサイズは変わらないわ。
 現実を直視しなさい』

『…………何故、凛達がいるのか、と問うのは無粋というものですか』

『そうですね、セイバー』

『なるほど、これが露天風呂というものですか』

 お湯の流れる音に混じって聴こえてくる聞き慣れた人達の声。
 遠坂……桜……イリヤ……セイバー……ライダー……バゼット、か?

「さて、役者は揃ったな。では行くか」

 と、アーチャー。

「どこへだ?」

「決まっておろう。なあ、贋作者」

 がしっと拳を交し合う赤と金。
 なんだコイツら。なんでこんな時だけ仲いいんだ?

 いぶしかんでいるとランサーがすぃ〜と泳いでこちらに向かってきた。
 温泉はプールでも海でもないぞ、ランサー。

「いいか、坊主。
 この旅館の露天風呂はな、そこの敷居で区切られてるってワケだ。
 つまり、その向こうには…………」

「え、おい、おまえら、まさか────」

 それはヤバイ、ヤバすぎる。バレたら死人が出るぞ。

「何を恐れる衛宮士郎。
 こういう場はな、覗かねば女性に対して失礼というものだ」

 アホかァァァァァァァァァァァァァ!!
 本当にコイツは俺の未来の可能性なのか!? そんな恐ろしいコトを事も無げに言ってのけるなんてネジが一本取れた程度では済まされないぞ! あれか、心の磨耗と共に常識まで磨耗しちまったのか!?

「ふん、所詮は贋作者見習いか。
 その程度の器で王の真似事をしようなど、戯けにもほどがある」

「おめえが何言ってんのかはわかんねえがこの場は手を組もうぜ。
 一人で行うにはリスクが高すぎる障害だ、これは」

 ああ、もうダメだ。
 この漁港に住まうアングラートリオは変なところで意気投合し、黄泉路を行く気だ。
 だれかこの暴挙を止める輩はおらんのか!?

「待て、そこの三人」

 声を上げたのはアサシン、佐々木小次郎。
 おお、山門から動けない筈のアンタがなんでここにいるかはさておいて、奴らを止める良心となってくれるのか?

「なんだ、アサシン。邪魔すんのか?」

 そうだ、小次郎、言ってやってくれ。
 コイツらサーヴァントには同じサーヴァントの言葉かマスターじゃなきゃ聞きやしない。

「──────私も行こう」

 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!?
 先生!? 小次郎先生!? 貴方もアイツらと同類ですか!?

「なんだアサシン。おまえ意外に話がわかるじゃねえか」

 新たな友情を芽生えさせ、カルテットとなったメンズサーヴァント。
 くっ…………ならば、ならば最後の砦に頼るしかあるまい!

 バーサーカーの旦那! いっちょコイツらに身の程ってもんを体に叩き込んでやって下さい!

「■■■■■■────!」

「ふん、これも同じ半神のよしみだ。共に行こうぞ、大英雄」

「────って既に仲間に入ってるーーーーーー!?」

 黒の巨人、バーサーカーの姿は既にあのアホサーヴァント軍団に組み込まれていた。
 くっ…………バーサーカー、おまえはおまえだけはそんなヤツじゃないと信じてたのに!

「で、どうするのだ、衛宮士郎?」

 ニヤケた笑みを張りつけて、見下すような視線を送ってくるアーチャー。
 それに加え、クインテットとなったサーヴァント軍団が俺一人を凝視する。

 なんだこれ。あれか、俺が悪いのか? 俺が間違っているのか?
 気分的にはみんなが飲み会に行く気マンマンなのに、俺一人だけ『いや、止めとくよ』と言った気分。
 特に悪いことはしてないのに、何故か責められているような気分。

「考えてみるのだ、衛宮士郎。
 この敷居一枚の向こうには、はや辿りつけぬ理想郷が広がっているのだぞ?
 それはまさに全てを寄せつけぬ究極の一。
 知るがいい、衛宮士郎。この先に待ち受ける歓喜。その名を世の男連中は畏怖と敬意を持ってこう呼ぶのだ────“全て遠き理想郷(アヴァロン)”と!」

「──────!?」

 頭蓋を撃ち貫かれた衝撃。
 そう、そうだ。
 この先には夢と希望の詰まった理想の都が、地上の楽園が広がっているんだ。
 そう、それを見たいと思うこの気持ちだけは!



「へえ──────大層なご高説ね、アーチャー?」



 背後。
 露天風呂の入り口からかかる、体の芯に突き刺さるような鋭利な声。

 振り向いてはならない。
 振り向けばそこに、仁王立ちするあくまがいる。

 だが俺の意思とは無関係に体は硬直し、ぴくりとも動かない。

「くっ────蛇か!」

 ギルガメッシュが声を上げる。
 石化の魔眼。どうやらそれにより俺達は動きを封じられているようだ。
 唯一動けそうなバーサーカーは、

「バーサーカー、見損なったわ!
 貴方はそんな変態どもとは違うと思ってたのに!」

 イリヤの批難の声が聞こえる。
 それはバーサーカーを守護する十二の試練(ゴッド・ハンド)を易々と貫き、鋼の心にヒビを入れた。
 うなだれたバーサーカーは身じろぐことなく、水中へと沈没した。

「ランサー……貴方がまさかそんな低俗な思いを抱いているとは思いませんでした」

 こちらはバゼットの声。
 声には批難と驚きの入り混じったような響きが感じられた。

「あー………まー、男ってのはそんなもんだ、なあアサシン」

 だがアサシンは応えることなく黙々と目を閉じるばかり。

「一ついいかな、凛?」

 動けないアーチャーが視線と口だけを動かし、遠坂がいるらしき方向を見る。

「遺言なら聞いてあげるけど?」

「いや、何故私達の完璧な計画がこんなにも早く君達に露呈してしまったのか、それが知りたくてね」

 この状況でまだ言うのかこのガングロは。

「バカね。あんなに大声で力説してればこっちに筒抜けよ。
 なにが“はや辿り着けぬ理想郷”よ、ばっかじゃないの」

 ご立腹遠坂さん。
 だが冷静になればもっともだ。危うくアーチャーの口車に乗せられてこの阿呆どもの仲間入りをしてしまうところだった。

「で? 他に言い残すことはあるかしら?」

 ギィィィィィンというどこかで聞いたような聖剣の解放音が耳に届く。
 ま、待て待て。
 この位置はヤバイ。俺まで巻き添えを食うではないか!

「ま、待てセイバー! そこから放つと俺も巻き込まれる!」

 首が動かないので声だけで精一杯の言葉を口にする。

「それがどうかしましたか、シロウ」

「へ──────?」

 いや、どうかしたかって…………えーっと、セイバーさん? 俺も巻き込まれるのは確定事項なんですか?

「…………先輩」

 桜の声。
 おお、まさかここで救いの女神降臨!?

「先輩に見られるのはやぶさかではないんですけど……他の人と結託して覗きをしようとするなんて……」

「いぃ、いや、待て待て、桜。
 俺はまだ覗こうとしてなかった。コイツらの口車に乗せられそうになっただけだ」

「それはつまり心の天秤が傾いてたってことでしょう?」

 姉妹による華麗なる連係プレー。くぅ、誘導尋問とは卑怯なり!

「ふむ、諦めろ衛宮士郎。
 おまえは所詮、どこまでいっても衛宮士郎なのだ」

「元凶のおまえが冷静に解説してんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 渦巻く風と輝きを増す光。
 ああ、もう、ここには骨休めに来たんじゃなかったっけ?
 これじゃいつもと何ら変わらないじゃないか。

「ああ、凛。最後に一つだけ」

 これ以上喋るじゃねぇ、若白髪。

「そのバスタオル一枚の姿は、とても君に似合っている」

「死に曝せ、この色ボケアーチャーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

 遠坂の怒号と共に振り下ろされるセイバーの聖剣。
 閃光で霞む視界と薄れ行く意識の中、

 ああ、俺も────その姿を見たかったと、心に一つ、思いを描いた。









後書きと解説

温泉旅情編、前編。…………前編?

アーチャーが壊れまくってる気がする。
なんかもうシリアスなアーチャーが書けそうにないくらいに。

あ、ちなみにキャスター夫妻はきっと混浴でラヴラヴしてます。



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